180年周期の歴史が示す時代の転換点:次の20年をどう生きる?

時代を動かす180年周期の法則

私は風水学を学んでおりますが、時代の運氣というものは180年周期で巡っていくそうです。

この180年は20年ごと更に、9つの運期に区分されます。

現在は180年周期の最後の第9運期といって、私たちが常識としていることが徐々に徐々に崩壊し、次の時代に向けての準備を進めて行く時代になるそうです。

180年前の第9運期が教える転換点 

ひとつ歴史を例に取ってみましょう。

今から約180年前は、どのような時代であったでしょうか?

そうですね、日本においては神奈川県の浦賀で大きな出来事が起こりました。

ペリー提督率いる黒船がやってきたのです。

出典:NHK

この出来事がきっかけとして攘夷運動や倒幕の機運が高まったり、最終的に江戸幕府は終焉を迎え、明治維新が始まっていく事なります。

では、なぜこの時期に黒船は日本にやってきたのでしょうか?  

少し当時の世界を見渡してみますと、イギリスでは産業革命が起こり、蒸気機関が発明されそれが改良を重ねて社会に普及し 多くの工場が建設され工業化が進み資本家と賃金労働者が区分けされ、鉄のレールが敷かれ蒸気機関車が走り、船にも蒸気機関が搭載され港湾での船舶の機動力が飛躍的に向上しました。

この勢いは西ヨーロッパ中に派生し各国が海を越えて貿易を活発化させ、競って植民地化政策を推し進めて行きました。

米国も当時は清国と貿易を進めており、また捕鯨も盛んに行っていたため、その中継基地として日本の港を使いたいというものがペリー来航の目的です。

当時の江戸幕府は、鎖国政策の転換を迫られたのです。  

この流れを俯瞰して見てみますと、事の発端はイギリスでの蒸気機関の発明です。


新たなテクノロジーの発明とその社会的な普及が時代を推し進めました。  


これまでの多くの仕事が、蒸気機関技術によって取って代わり職を失った失業者は、工場での賃金労働にまわったり、人々の暮らしに大きな影響を及ぼしました。

富める者は資本家として成長し持たざる者は労働階級に留まりました。  

これが180年前の第9運期の時代です。

これからの第9運期とテクノロジーの進化  

それでは、これからの第9運期(2024年~2043年)はどのような事が起こりそうでしょうか?

わたしは前職がものづくり業界で働いていたこともあり、技術的な観点やテクノロジーの進化から時代がどのように変わって行くのかということにとても関心があります。
 
 
その観点で見てみると、AIの技術革新は目覚ましく、生成AIの技術は瞬く間に社会に普及し始めています。

 また、ドローンなどに代表されるロボティクステクノロジー機械制御技術の進化も、ここ数年で目覚ましい発展を遂げ
物流や様々な場面で社会に変革をもたらし始めています。

さらに今後、様々な技術が世の中に出てくるものと思われます。
 
私はその代表格は、量子コンピューターであると思っています。

出典:橋本総研

というか、経済産業省の資料等を見てみますと、量子コンピューターが産業革命を及ぼし得る技術であると明確に記載しております。

世界各国がこの技術に莫大な予算をつぎ込み、世界中の天才たちがしのぎを削って、実用化に向けて開発を進めています。

技術的な課題はまだ多く存在する模様ですが、その実用化も間もなくと言われています。

あと10年以内には実用化、遅くとも20年以内には確実に普及するであろうということが、識者の中で言われております。
 
 
この量子コンピューターが普及すると、いったい何が起こるのか?

一説によると、これまで普通のパソコンを使って100万年かかる計算をわずか1時間でこなしてしまうそうです。
 


ちょっとイメージがしずらいですね。
 


何十人の研究チームで、何十年もかけて研究し、やっとこさっとこノーベル物理学賞が受賞できるかどうか、という発見や発明や証明を量子コンピューターが登場すると、1時間に一つのノーベル物理学賞が世に出てくる、というレベルだそうです。

材料工学の分野においても、

医療分野においても、

気象分野においても、

金融業界においても、

AIやブロックチェーン界においても、

もうあらゆる分野で革命的な技術進化が起こりそれによって私たちの生活は、ドラスティックに変化していくことが予想されます。
 
 

それが20年後あたりから始まる、いや、AI等の普及により、もう既に序盤戦が始まっているのかもしれません。

出典:やさしい世界史

イギリスで始まった産業革命は、それ以降に多くの資本家を輩出し華やかな社会の一端を形成していきましたが、その一方で、低賃金で劣悪な環境で労働を強いられる階層も誕生して行きました。

ある人はアヘン中毒となり浮浪者となっていく者も絶えなかったと言われています。

人々の中で、二極化が進んだ、と捉えることが出来ると思います。

これからの時代も、二極化が進んで行くと様々なメディアで言われていますね。

技術が飛躍的に進化を遂げるとき、その流れに乗れる者とそうでない者で、また新たな区分が起こっていくのかもしれません。

良いとか悪いとかいう概念ではなくこれが時代の流れというものなのかもしれません。
 

風水と量子論が示す新時代の生き方

では、この時代をどのようにして生きて行けばよいか?

私も様々な模索をしてきた中ではありますが、ひとつの出会いとして風水学、運氣を上げていく事が重要であると考えています。風水学は現代科学で訳すと環境量子力学であるそうです。

量子論は少し前から勉強を始めていましたが、この風水との出会いをきっかけに改めて量子論を追求してみたいと思い、どんどんアウトレットしてみようかと思っています。
 

最後まで読んで頂きありがとうございました!